「呪術廻戦」拳を交えたらダチだ!!(35話)
さぁて、今週の呪術廻戦は!
・妄想ラプソディ♡
・絶対絶命!まさかの5対1!!
・伏黒さん、怒る!
の3本です。
拳を交えたらダチだ!!
という展開は漫画で腐るほど見ますが、
そこは呪術廻戦、ちょっと違います。
「どんな女が タイプだ?」
東堂の問い
(伏黒は答えを間違えてボコられました)
答える虎杖「尻と身長のデカい 女の子…」
(©呪術廻戦)
!?
(©呪術廻戦)
???
(©呪術廻戦)
正解すると記憶を捏造されて親友になります・・・。
クレイジーだぜッ!!
しかし、楽しい楽しい茶番の途中で
京都高専チームに見つかり…
5 対 1 の 戦 い に !!
(©呪術廻戦)
これは
親友(?)との共闘フラグかッ!!!!
と思いましたが、
タイマンのパターンでした。
うーん、残念。
そのうち、虎杖のピンチに東堂が駆けつける展開があるはずなので
期待して待つこととしましょう。
そして、伏黒と禪院が加茂と三輪に遭遇し・・・
京都高専が虎杖を殺そうとしていることを察した伏黒は・・・
(©呪術廻戦)
来週はやくッ!!
「鬼滅の刃」今週の鬼殺隊(134話)
さあ、みんな大好き「鬼滅の刃」の時間です!
唐突ですね・・・。
でも人類はみな「鬼滅の刃」が好きですし、「鬼滅の刃」好きに悪い人はいません!(断言)
今週はついに修行編も最後といったところで、
善逸のリアクション芸もしばらく見納めかもしれません・・・(悲)
(©鬼滅の刃)
今週も極寒の滝に打たれたり・・・
ぶっとい丸太を担いだり・・・
おもくそ大きな岩を押したり・・・
命がけでほのぼのとした修行が続きます。
(©鬼滅の刃)
そして・・・
唐突に明かされる鬼殺隊序列第1位!
その名は、
玉ジャリジャリ親父!!
(©鬼滅の刃)
誰ッ!?
もとい、
(©鬼滅の刃)
岩柱・悲鳴嶼 行冥!!!
いやー、意外ですね・・・。
どんな技使うんでしょうか、うーん楽しみです!
しかし、古今東西・・・
序列1位の宿命はかませです。
何ッ!あの○○さんが負けたッ!!ってやつですね。
そうならないように祈っておきましょう。
南無南無~(反復動作)
そして、修行の終わりとともに・・・
総力戦の予感ッ!!!
(©鬼滅の刃)
嗚呼、次回も楽しみ!!
「フリンジマン」不倫したい男たちのプロジェクトX
この漫画は青木U平が描く不倫したい男たちの血と汗と涙の物語である。(全4巻)
(©フリンジマン)
【あらすじ】
雀荘に集まった4人の男、彼らには麻雀に別の目的があった。
半荘おわり…ついに本題が切り出される。
「そろそろ話し合おうぜ・・・・愛人の作り方を」
小心者・田斉、野球狂・満島、映画バカ・安吾のさえないズッコケ3人組は、果たして不倫ができるのか!!
(©フリンジマン)
【以下、ネタバレを含むレビュー】
3人で話しても埒が明かないと考えていた満島は、愛人作りのベテラン、最高同時愛人数5人、人呼んで愛人教授(ラ・マン プロフェッサー)・井伏真澄を呼んでいた。
(©フリンジマン)
井伏氏は、この3人を愛人作りのノウハウの被験体とし、3人は井伏氏を不倫のアドバイザリーとして、4人で「愛人同盟」を作ることとなる。
そして、井伏氏はさっそく愛人となりえる女性の見つけ方を語りだす・・・。
…いつのまにか井伏だけ「氏」ついてるッ!!
いや、自然とつけてしまうんです。
そんな活躍をするんです。
百戦錬磨です!!
元カレがでてきても・・・
(©フリンジマン)
嫁とニアミスしても・・・
(©フリンジマン)
「それでも教授なら・・・」
「教授ならきっと何とかしてくれる・・・!!」
結局、プロジェクトX風に書くの忘れてたわけですが、
疲れた時なんかにサクッと読めて爆笑間違いなしの漫画です。
「プラネテス」半径5mのスペースオペラ
「ヴィンランド・サガ」の幸村誠が描く本格SF漫画。(全4巻)
(©プラネテス)
【あらすじ】
舞台は2074年、地球の上空210km、宇宙。
人類は月に月面都市をつくり、宇宙旅行があたりまえとなった時代。
(©プラネテス)
主人公のハチは自分の宇宙船を手に入れるために、秒速8kmで飛びかうデブリ(宇宙ゴミ)を回収するデブリ屋として働いていた。
こ宇宙という壮大な舞台で、月で生まれたルナリアンや宇宙への進退をかけたテロ組織との闘い、木星往還船の建造と人類初の到達など様々な話が繰り広げられます。
【以下、ネタバレを含むレビュー】
(©プラネテス)
「行きてェーッ!!絶対必ずどうしても、人間のクズと呼ばれようと、最低と呼ばれようと、前人未到の世界まで行ってやるぞ!魂売るぜ、なにを引き換えにしても全然かまわねーっ!!って腹の底から思えるなら木星にだって行けるぜ、本当だ」
すべてを犠牲にして夢を追うハチマキ。
(©プラネテス)
そこに「愛がない」と対立する新人のタナベが現れ、
孤独とプレッシャーを糧に夢を追うハチマキは「言葉だけだ」「からっぽだ」といいながらも、タナベの行動に振り回され、次第に心揺さぶられていく…。
あれ?ルナリアンとかテロ組織との闘いは??
と思われた方、鋭い!
実は、プラネテスは宇宙という壮大な舞台装置をつかって、主人公とその仲間たちの「生きる意味は」「愛とはなんだ」といった人生の葛藤だったり、はたまた「タバコが吸いたい」やら「犬を飼いたい」といった日常ことだったり、半径5mの範囲で起きる人間ドラマを描くSF作品なのです。
(©プラネテス)
そしてそれが、ルナリアンやテロ組織との闘いといった壮大な舞台を身近に感じさせ、圧倒的なリアリティを持った作品にしています。
壮大な舞台のワクワク感!
深い人間描写によるドラマ性!!
全4巻にギュッとつまった充実感を、ぜひお楽しみください。
「いちげき」武士を憎み、武士に憧れ、そして武士を斬る
「フリージア」「女子攻兵」の鬼才・松本次郎が描く「時は幕末…」で始まる物語。
(©いちげき)
【あらすじ】
薩摩藩・西郷隆盛は幕府の信用を落とすため、藩士・伊牟田たちに御用盗(ごようとう)を組ませ、強盗や放火、辻斬りを行い江戸市中の風紀を乱した。
(©いちげき)
そんな中、丑五郎をはじめとする村の若い農民は、新選組隊士・島田に集められ目的も告げられず試験を受けさせられる。合格者には、前金で三貫文、あとで二両支払うというが…。
(©いちげき)
【以下、ネタバレを含むレビュー】
実はこの試験は幕臣・勝海舟が薩摩対幕府の構図を避け、御用盗を討伐するために考えた正体不明・非公式の隊の選抜を行うものであった。
(©いちげき)
しかし、事態は急を要しており、与えられた訓練期間は6日…。
刀を持つことさえ初めての農民・丑五郎たちは、「両手正面斬撃」「両手刺突」「両手斜メ斬撃」のたった三つの技だけを頼りに御用盗に挑むことになる―。
(©いちげき)
農民 VS 侍
いやー、熱いですね!
薩摩示現流「蜻蛉(トンボ)」の構えに鍬で立ち向かうわけです。
嘘です。ちゃんと刀持ちます。
貶され、詰られ、踏みにじられても反抗することが許されない、絶対的な身分制度の最下層にいる農民が、その侍の武器である刀で薩摩武士を屠る!
(©いちげき)
痛快ですねー!!
上手くいけば…。
それを圧倒的画力で描くのが鬼才・松本次郎です。
唸る筋肉!飛び散る血しぶき!!
(©いちげき)
合間に挟まれるクスッと笑えるユーモア。
(©いちげき)
そして、繰り広げられる人間模様…。
(©いちげき)
馬鹿で、グロで、笑えて、泣ける…。
最高級のB級作品、オススメです。